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ここ近年「南海トラフ地震」というワードを各メディアでよく見るようになりました。
このページを書いている2024年は1月の能登地震を始めに各地で震度5の自信が続発しています。
我が家では地震の備えを確認しましたが、かなり手薄な状況でした。
「自分の家族の身は自分で守る」
地震の備えは自身で。
ダジャレではなく、ご自身の身、家族の身はは御自分で守るしかありません。発生してからでは手遅れですので、「今」やりましょう。
それだけで回避できる危険はあるはずです。後で後悔しない為にも、「今」やりましょう。
不足品の補充、今取るべき行動の再確認の意味も込めて色々と調べました。
私が体験した阪神大震災の経験を踏まえて本ページに記載し、少しでも皆様のお役に立てることができれば幸いです。
南海トラフ地震発生は近いのか!?
南海トラフ地震は100年周期で起こっており、次は2035年前後の様です。ただ、現代のスーパーコンピューターを駆使しても自然現象の予測は困難な様です。だからと言って発生を待つのではなく、やれることは準備し、防げる事故は防ぎたいです。また、南海トラフ地震だけではなく、冒頭で書いている通り突発的にあなたの住んでいる地域に地震が発生する可能性もあります。津波に対する知識、家事に対する知識など、知っていれば被害が小さくなる可能性もあると思いますので今こそコト、モノを備えましょう。
地震の備えについて
地震の備えと言っても場面により必要な物が準備する事が異なります。
- 地震発生時に対する備え
- 地震発生後に対する備え
地震発生時は命を守る、怪我をしない事を目的とした準備が必要になります。
地震発生後は短期間の避難に対する準備、ライフライン復旧までの準備が必要になります。
1.地震発生時に対する備え
地震発生時、必ずパニックになります。
パニック中に今から必要になるもの、事を準備することは不可能です。
また必要な避難用具を一箇所にまとめておくと、「避難用具を持っていく」とだけ覚えていれば間に合います。
避難場所、避難経路、集合場所など事前に確認し、かならず家族と確認、情報共有しておいてください。
情報の確認
避難所の確認
街の中には必ず避難所が設置されています。基本的に各地の学校が設定されていると思います。
お住まいの市町村で「防災情報マップ」などで確認しましょう。
下記リンク先のようにインターネットでも確認できます。
Yahoo!の避難所マップです。
ご家族、特にお子さんには事前に「地震が起これば○○小学校で待つように!」と共有しておきましょう。
避難経路と危険箇所の確認
避難所が確認できれば次は経路の確認をしましょう。
地震が起きれば土砂崩れや建物崩壊などが予想されます。また、雨が重なっていれば用水路や川の氾濫も起こりえます。
できる限り広く舗装された道路、高い建物がない道路、古い建物(東海の恐れあり)がない安全な経路を確認しておきましょう。
これはインターネット情報よりも実際に普段から確認しておく方が精度が高いですね。
連絡の取り方
有事の際には通信障害が発生し連絡が取りにくい状況になると報道されています。
スマホが使えない事を想定し、避難所のどこで集合するかも予め決めておきましょう。
危険場所の確認家族との共有、確認
上にも記載していますが、避難所、避難経路と危険箇所は必ず家族全員に共有しておきましょう。
日中の場合はほぼ家族がバラバラの状態で被災することになりますが、お子さんは冷静な判断ができない事を想定して準備しておきましょう。
家具の固定
・背の高い家具がある場合は金具で固定しておきましょう。
※壁に固定する場合はボードに直接ビスを打ち込まないでください。石膏ボードは脆いため強い力が掛かるとネジごと引っこ抜かれてしまいます。ボードにねじで固定する場合は裏地チェッカーでボードの裏に木がある確認し、木のある場所にねじを打ちましょう。もしくは、専用のアンカーを打ち込んでからアンカーの穴にネジを打ち込むとしっかり固定できます。
ボードアンカーです。ビスを打ちたい場所に下穴を開けてからドライバーでねじ込んでおきます。ねじ込まれたこの製品の穴にビスを打ち込めばかなり強固に固定され、ボードからビスが抜け落ちる危険はかなり低下します。3〜6ミリのビスをご使用ください。
↓は下地センサーになります。電源を入れて壁(石膏ボード)に滑らせていくと下地の木がある場所でランプとアラーム音で知らせてくれます。
・テレビなど転倒して困るものには耐震マットを底面に貼り付けて振動を吸収して転倒を防止しましょう。
・高い場所に物を置かない。
備蓄品、防災用品の確保
地震後の生活を確保する為に防災グッズを確保しましょう。
防災グッズとは言っても、目的、シチュエーションで必要となる物が異なります。
- 季節用品 冬・・毛布等防寒用品(下部にオススメ用品詳細を記載しています)
- タオル
- アルコールティッシュ 水が使えない際に体も拭けますし、食器などの物も洗浄できます。
除菌もできますので用意しておきましょう。 - モバイルバッテリー スマホはもちろん懐中電灯なども充電出来るので便利です。
※当然ですが充電しておかなければ使用できません。 - スマホ、ラジオなどの情報収集用品 準備しているモバイルバッテリーに合わせた品を準備。
- 懐中電灯 USBケーブル &モバイルバッテリーで使用可能なら便利
- 蝋燭
- 筆記用具
- 怪我応急処置用品 (消毒、バンドエイド、ガーゼ、テープ、包帯)
- ガムテープ
- 生理用品
- 赤ちゃん用品 ミルク、おむつ、ガーゼ、除菌シート、袋
- 介護用品 おむつ、杖、
以上のものを用意する必要がありますが、保管場所にも注意しましょう。
避難が必要な地震が発生した際に避難用品を探して持ち出すことができるでしょうか?
恐らく靴を履いて逃げるのが精一杯だと思います。
仮に避難時に持ち出せなかったとしても地震が落ちいた後に取りに帰っても崩壊の危険がある可能性がある家内をとりに入るのは危険ですが、玄関にあればまだ危険は少なくなります。
下駄箱や玄関に保管しておくことがベストではないでしょうか。
盲点となりますが持病を抱えておられる方は薬を必ずセットしておきましょう。
避難後の精神的に不安な中でいつ病院で診察、処方してもらえるかわかりません。
信頼のアンカー製です。スマホで3回充電できます。
ソーラーモバイルバッテリーです。停電時に活躍してくれますね。
USBで充電できる懐中電灯です。上記バッテリー類で充電できれば停電時でも活躍してくれそうです。こちらの商品は直線的に遠くまで照らす懐中電灯機能に加え、周囲を照らすランタンとしても使用できます。
防寒用品です。仮に避難所生活になった際に活躍してくれそうです。
上記一覧がセットになった製品があります。ただ、バッテリー類は入っていなかったりしますので確認の上別途購入が必要になります。
家での備蓄用品
地震後、避難をせず自宅で生活できる場合でもガス、電気、水道が使用できなくなる可能性が高いです。その場合に備えて避難用品に加えて自宅生活用品として次の物を備蓄しておくことが望ましいです。
- 水 (1人 1日3リットル目安)
- ガスコンロ&ガスボンベ
- インスタント食品、缶詰、ビスケット
- 簡易食器
- 懐中電灯
水道が使用できない場合に備えて飲料水、調理に使用する水を確保しましょう。
また、食器を洗う水が無いため紙コップ、割り箸、紙皿があれば使い捨てができます。人間は電気&ガスがなくても生きていけますが、水が無ければ3日と持ちません。衛生面でも水は必須です。
インスタント食品等の食料品は賞味期限を確認し、切れる前に入れ替え(消費)し、
常に飲食可能な状態で保管しましょう。
こちらのアイテムは川の水や雨水を濾過して飲用水に出来ます。キャンプ用品です。キャンプ用品は有事の際に使用できるので便利です。
無人島脱出某番組で紹介されていた様です。
地震発生時
地震が発生した際に余計な危険を発生させないために注意点があります。
しかし、地震発生時に咄嗟に冷静な行動はできません。
ここでは最低限絶対守るべき点のみに絞ってお伝えしますので頭に入れていただければと思います。
安全の確保
自宅で地震にあった際は家具が倒れない場所で身を低くできる姿勢で頭を守りながら
その場でじっと揺れがなくなるまで待ちましょう。
私は阪神大震災の際に起きあがろうとして転倒しました。
友人の多くも外に出ようと走って揺れによってバランスを保てなくなり転倒し怪我をしていました。
火の取扱注意(ガス漏れ)
地震でガスの配管が歪んだりしてガス漏れのリスクがかなり高くなります。
安全が確保できるまでは迂闊に火を使用しないようにしましょう。
阪神大震災では大規模な火災が発生しました。
私の妻が住んでいた町では周りの建屋が倒壊と火災で、隣町まで見えるようになっていたと
言っております。本当に注意しましょう。
ガスが漏れて室内に充満すると静電気でも容易に引火しますので、ガス臭いと感じれば
屋外に避難しましょう。
エレベーターに乗らない(急な停電)
マンションにお住まいの方は避難を急ぐあまりについエレベーターに乗ってしまうかもしれません。
しかし、ここでも大きな危険が待ち構えています。
停電です。
停電が発生すると当然エレベーターは停止します。
補助バッテリーがあるマンションもあるようですが、有事に機能する保証はありません。
乗らないようにしましょう。
不要不急の電話は控える(回線パンク)
地震発生後
避難先での生活
ご自宅に倒壊の危険があれば避難所での生活を余儀無くされます。
先行きが何も見えない中で見ず知らずの人たちとの集団生活・・・
近年ではダンボール製の衝立などでプライバシー確保も改善されているようですが、ストレスは計り知れません。
ご親族の方と事前に相談しておき、有事の際はお互いに避難させてもらえるように打ち合わせをしておきましょう。
貴重品の確保
残縁なことに地震後は火事場泥棒が発生します。
許せませんが、事実です。
本震、余震が収まれば貴重品を取りに戻りましょう。
- 現金
- 通帳、印鑑
- 車の鍵
- カード類
被災先での保管にも十分注意しましょう!
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