【梅雨対策】防水スプレーで濡れない工夫

生活用品

防水スプレーを活用されていますか?

梅雨に限らず雨の日は生活の手間が増えます。我が家でも子供たちの傘の乾燥、
靴の手入れ、衣服、カバンの乾燥などなど嫁様がバタバタと処理しています。

雨の日の度に忙しそうにしている姿を見ながら、何とか楽にする方法は無いのかと
考えているうちに「濡れて大変なら濡れないようにすればいい」と考えました。
(お前がやれよ!というご意見は今はご勘弁を…)

そこで普段靴に使用している防水スプレーを思い出し、他のアイテムにも
使用できないかと色々と調べましたのでご紹介致します。

本ページでは防水スプレーの種類と特性、使用方法、オススメのスプレーまで
ご紹介しております。

防水スプレーを有効活用して鬱陶しい梅雨の時期を快適に過ごしましょう。

防水スプレーの効果

私は革靴の手入れから始まり、普段の靴にも使用していますので身近な
アイテムとして利便性も体感しています。

天気予報で翌日が雨と分かれば夜のうちにスプレーし、
雨の日の当日は普段と変わらず生活して帰宅後に靴を脱ぐ際に
靴についている水玉をトントンと払ったらもう表面は乾いた状態です。
流石に全く濡れていないとまではいきませんが乾くスピードが全く違います。

私の同僚、家族、友人に防水スプレーを使用しているか?
と質問したところ意外と皆んな使っていない様です。
あまり防水スプレーは世間の一般生活に普及していないと感じましたので
ここで防水スプレーの効果をご紹介し、皆さんの生活が少しでも楽になれば幸いです。

防水と言いましても完璧ではありません。
濡れない対策をした上でも濡れてしまうことに対する補助、とお考えください。
決して水たまりに踏み込んで行かない様に、、

防水スプレーの詳細は下部に記載していますが、私が普段愛用している防水スプレーは下記の2点です。
コロニル製品は革靴などのレザーアイテムに使用し、アメダスは速乾性が高いことから突然の雨や布製のアイテムに使用しています。アメダスは価格も手頃なので様々なものに使用しています。

防水スプレーの使用用途と効果

防水スプレーというと靴用のアイテムと考えていませんか?
私はそうでした。しかし、よく考えると水を弾いてくれて助かるアイテムって
いくらでもありますよね。
効果的な使用用途をご紹介いたします。

靴(革靴にも)

まずは靴ですよね。靴は身につけるものの中で一番汚れる環境にいます。
雨、水たまり、車や自転車のタイヤの跳ね返り等々、汚れます。

スプレーされた物は防水、撥水効果が付与されますので普段の雨なら素材によりますが
かなり濡れることを軽減できます。もともと水が染み込みにくいレザーなら撥水効果が
プラスされて効果は抜群です。
私はスウェードブーツに防水スプレーを使用していますがスプレーした当日なら
雨天の帰宅時に確認しても水玉が付着しているだけでほとんど染み込んでいません。

当然ですが帰宅後の後片付けも相当簡単になりますよ!

ただし、撥水されていると言ってもずっと表面に水滴が付着していると
染み込んでいきますので、時々水滴を払うくらいはしたほうがいいと思います。

スーツにも使える

カッパを着れないタイミングでも役立ちます。
仕事時などカッパを着れない時は良くありますよね。
私は暑がりなので夏場は特に着たくありません。
そういった場面でも防水スプレーを振っておけば水を弾いてくれます。
勿論、傘はさしてください…
我が家の子供の服に初めて防水スプレーを振った日、「無敵だー」と傘をささずに
外出し、びちゃびちゃになって帰宅→ママに激怒されていました(笑)

最近はオシャレな長靴がありますので女性やお子さんはそれほど困ることもないかと思いますが、
普段の靴に防水スプレーを振っておけば普通の雨なら汚れる心配はかなり減りますよ。
スウェードでも少々の雨なら帰宅時にトントンと払うだけでほぼ水滴は無くなります。

ただし、乾いているわけではないので水滴を払った後は下駄箱に仕舞わず乾燥させてください。
カビの原因となります。

パンツの裾にもオススメ

盲点ですが、パンツの裾は水溜りの跳ね返りで汚れやすいですよね。

防水スプレーを振っておくとかなり対策できます。

ただ、何度も書いている通り完全防水では無く、汚れにくくなるという認識をお持ちください。合間合間に水滴や泥を払ったり拭いてあげて下さい。

帰宅後の片付けが楽

濡れるのを防いでくれるのに加え泥水による汚れを防止してくれます。
いつも帰宅後に自分の靴をウエスで拭き、中まで染み込んでいるため室内で乾燥させて翌日以降の晴れた日に外干しする・・子供が帰ってくるたびに繰り返していました。

もちろん程度にもよりますが、この作業もかなり楽になります。
染み込まないため仲間で濡れない=干す作業がいらない。
汚れも染み込まずに表面に付着しているだけなので拭き取れば綺麗になる。

本当に雨の日の片付けが楽になりました。

傘の水がすぐ切れる

雨傘は新品の時は撥水が効いていてパッパッと開け閉めするだけで
ほぼ水滴は切れてくれますよね。
しかし、ずっと使用していくうちに撥水効果が薄くなりビシャビシャの状態で
手を濡らしながら畳むことになります。
また、電車通勤時に傘から水が滴り落ちたり、隣の人への迷惑になるため
すごい気を遣いませんか?

傘に防水スプレーを振る様になってからは新品の様に水切れが良いため、
畳む前に開け閉めするだけでその様なことがなくなります。
水滴も早く切れるので電車内でいつまでもポタポタと水滴が垂れて、
周りの方へ迷惑をかけることがなくなります。

私自身、傘に防水スプレーを使うと言う発想がなかったため
思いつきで試してみましたが予想以上の効果でした。
皆さんも一度お試しください!オススメです。

カッパ、レインコートにも防水スプレーは有効ですね

服も水滴を払って拭くだけ

傘から漏れて濡れた部分など、うっすらと濡れた程度なら弾かれた水滴を払えば
乾いた状態を維持してくれます。私は払う際に生地に水滴を押し込むことを避けたいので
傘の開け閉めのイメージで濡れた部分を振って水滴を払っています。

防水スプレーの種類と用途

ここまで防水スプレーの利便性をご説明しました。
防水スプレーには種類がありますので種類の大まかな説明と用途を
説明させていただきます。

シリコン系

素材の表面にコーティングを行うことで水の侵入を防ぎます。

特徴:効果は高いが素材を痛める可能性あり   

デメリット:通気性が損なわれる

用途:キャンプ用品、傘、レインコートなど

フッ素系

素材にコーティング剤が染み込ます。

特徴:素材への負担は少ない。 通気性は確保される

デメリット:耐久性が低い。

用途:衣服など

一般的な衣服にご使用される場合はフッ素系をご使用ください。

靴用防水スプレー

一つ注意です。靴などの革製品には革用の防水スプレーを使用してください。

シューケアブランドの革用防水スプレーは革に栄養を与える成分が含まれています。
その上で撥水効果も付与してくれます。

逆に専用では無い防水スプレーを使用するとシミなどトラブルの原因となります。
特にスウェードやヌバックなどの起毛素材はシミができやすいため製品説明を
よく確認してご使用下さい。

私は革用はコロニルの防水スプレーしか使用したことがなく比較はできませんが、
普段履かなくなったスウェードのブーツに、週に一度のスプレー使用で梅雨時期でも
目立つ汚れがつかず長靴代わりに履けています

普段長靴を履けない旦那さんにオススメです。
私は履かなくなった靴がスウェード素材だっただけで、雨の日に向いている
素材ではないのでスムースレザーをオススメします。
※適正なメンテナンスを行っていればスウェードは撥水効果が強くなり雨の日用に
化けるそうです。

もちろん、布製のスニーカーにも効果は抜群ですよ。

普段私が愛用しているシューケアブランドの防水スプレーをご紹介いたします。
老舗コロニル製品です。

吹き出し口(スプレーノズル)形状

ここからは成分の説明では無く、機能性の内容となります。

防水スプレーに限らずスプレーは吹き出し口(ノズル)形状は大事です。

ヘアスプレーなどでも同様ですが、小さなスペースにまとまって反射するタイプでは
どうしてもムラができます。

大きなスペースを小さい噴射範囲で塗るためには何回も往復する必要がありますし、
往復の間に慣れていない部分が発生してしまいます。
当然その部分は防水効果は得られません。厚塗りになってしまうと最悪の場合
シミになってしまいます。

少し広い範囲にうっすらと満遍なく噴射出来る方が作業もしやすいです。

上でお勧めしている製品はその点もクリアしております。

防水スプレーの使い方

防水スプレーの使用方法ですが簡単です。ただ、下記の注意点だけは意識ください。

注意点①屋外で作業する

防水スプレーは樹脂成分が含まれており大量に吸い込むと肺に付着して呼吸器系に影響を
及ぼすリスクがあります。肺まで防水加工してしまっては空気も吸えません。

注意点②火気厳禁

引火生のガスが含まれていますので、大量に使用していたり密室での利用などで室内の
ガス濃度が濃くなると充満したガスに引火するリスクが高まります。

注意点③小さなお子さんやペット

大人よりも影響が出やすいです。必ず屋外で作業して下さい!

注意点④吹き出し口の向き

吹き出し口が対象物に向いているか聞くなんしてから噴射して下さい。
ご自身の顔に向いていると顔にむけて反射されてしまいます。

①〜④に注意しながら以下の方法で使用します。

表面の清掃

対象物の表面に付着したホコリやゴミをブラシなどで綺麗にします。
ホコリが付着したままスプレーするとムラができたり綺麗に塗布出来ず防水効果が得られない
可能性もあります。特に靴は埃やゴミの付着が多いですのでご注意ください。

30センチ離してスプレー

20〜30センチ程度距離を離してスプレーします。
近すぎると小さな範囲に大量に噴射されシミ、ムラの原因になります。
離しすぎると範囲が広すぎて薄塗りになってしまいます。
吹き出し口の項目と同じ内容ですが、スプレーしながら調整して下さい。
私は表面全体がうっすらと濡れる程度を目安としています。

ボタン部分などは外して

ボタンやファスナーが閉まって重なっている部分があるとスプレーが届きませんので全て外しておいて下さい。

意外と忘れがちなのが靴のベロ部分です。紐を緩めてからスプレーして下さい。

乾燥させる

乾かさないと効果を発揮しませんのでしっかりと乾燥させましょう。製品によって推奨乾燥時間が異なりますのでよくご確認下さい。できれば天気予報を見て前日にスプレーしておくのがオススメです。

とはいえ、急な雨にも対応したい方には速乾性の防水スプレーをお勧めします。

アメダスは10〜15分で乾きますので急な雨にも対応できますね。私はスニーカーにはこちらをよく使います。

定期的なスプレーを

様々な素材に使えて通気性も確保できるフッ素系防水スプレーですが、その特性のサガとして耐久性が弱いです。

定期的なスプレー作業をお勧めします。雨の頻度にもよりますが、梅雨時期や夏場のゲリラ豪雨時期ですといつでも対応できる様に1週間に1回程度行えば防水性能を維持できます。

終わりに

防水スプレーはちゃんと使うと便利なアイテムです。もっと身近な存在として皆さんにご使用して頂きたいと思いご紹介させて頂きました。

濡れないというメリットは当たり前として様々なメリットがあり、生活が楽になります。

我が家の嫁様も体感できておられる様です。

1000〜2000円で家族4人で1ヶ月は待ちます。

軽い気持ちでぜひ一度お試し下さい!

鬱陶しい梅雨の季節、ストレスを低減して快適に乗り切りましょう。

※製品注意事項をよく確かめてからご使用ください。

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